第12回 平昌パラリンピック(冬季)
2018年3月9日(金)~2018年3月18日(日): 約10日間、開催されました。
大会で活躍されている選手たちから感動を得られました。
日本チームはメダル10個(金3個、銀4個、銅3個)と
前回大会を上回るメダル数を獲得されました。
大会の様子をまとめましたのでご覧になって下さい。
もくじ
1. 開催情報
1) 場所
①国:韓国
②都市:平昌(ピョンチャン)
2) 競技種目
・6競技 80種目
①バイアスロン
②クロスカントリースキー
③スノーボード
④アルペンスキー
⑤パラアイスホッケー
⑥車いすカーリング
3) 競技会場
*オリンピックと同じ会場で行われます。
①山エリア(山岳地区): 平昌(ピョンチャン)
・バイアスロン、クロスカントリースキー、スノーボード
②山エリア2(山岳地区): 旌善(チョンソン)
・アルペンスキー
③海エリア(海岸地区): 江陵(カンヌン)
・パラアイスホッケー、車いすカーリング
4) 開・閉会式
*オリンピックと同じ会場で行われます。
①会場: 平昌オリンピックスタジアム
「横渓(フェンゲ)オリンピックパーク」
②日時
・開会式: 3/9(金)、閉会式: 3/18(日)
5) 日本チームの活躍
・メダル10個(金3個、銀4個、銅3個)と
前回大会を上回るメダル数を獲得され、
メダルラッシュに湧いて記録と記憶に残る大会でした。
・全ての選手が素晴らしい技と技術を披露されて感動しました。
改めてウィンタースポーツの魅力を感じ、大会を通じて
ルールや技を知ることができました。
▼公式サイト: 日本パラリンピック委員会(平昌パラリンピック)
▽Twitter: 日本パラリンピック委員会
□Facebook: 日本パラリンピック委員会
◇Instagram:日本パラリンピック委員会
2. 印象に残ったシーン
1) 金メダル: 3個
①アルペンスキー 女子 大回転 座位
②スノーボード 男子 バンクドスラローム 下肢障害(SB-LL2)
③クロスカントリースキー 男子 10kmクラシカル 立位
2) 銀メダル: 4個
①アルペンスキー 男子 滑降 座位
②アルペンスキー 女子 滑降 座位
・今大会、日本人選手のメダル第1号
③アルペンスキー 女子 回転 座位
④クロスカントリースキー 男子 1.5kmスプリント クラシカル 立位
3) 銅メダル: 3個
①アルペンスキー 女子 スーパー大回転 座位
②アルペンスキー 女子 スーパー複合 座位
③スノーボード 男子 クロス 下肢障害(SB-LL2)
3. 話題になったこと
1) アルペンスキーの大活躍
①女子
・1人の選手が出場した全5種目でメダル
(金1個、銀2個、銅2個)を獲得
・金・銀・銅の3色メダル(コンプリート)を獲得
・大回転(座位)の種目では、圧倒的な強さで金メダルを獲得
・1大会で5個のメダルは、冬季大会で男女を通じて
日本選手最多となりました。
②男子
・1人の選手が4大会連続で銀メダルを獲得
・長期間、第一線で活躍されている
2) スノーボードの活躍
①男子
・1人の選手が金メダルを含む2個メダルを獲得
・バンクドスラロームの種目では、圧倒的な強さで金メダルを獲得
3) クロスカントリースキーの活躍
①男子
・1人の選手が金メダルを含む2個メダルを獲得
・10kmクラシカル(立位)の種目では、
バンクーバー(カナダ)/第10回に続き、2大会ぶりの金メダルを獲得
4. パラリンピックの魅力
☆メダル獲得だけが魅力じゃない
1) 高度な技術と技
・選手行った演技やレースに注目し、Webサイトで
名前と内容を調べ、魅力を感じました。
2) 競技のルール
・もっと詳しく競技を楽しみたかったので、Webサイトで
名前と内容を調べ、何倍も競技を楽しめました。
3) 選手の強い気持ち
・最後まであきらめない気持ちで挑戦される姿に心打たれました。
5. パラリンピックの課題
1) 注目度が少ない
①テレビ中継が少ない
・競技や選手の様子が分かりにくい
(公共放送が数時間だけ中継しているが、民放放送は行われていない)
・人々の関心が少ないので、話題になりにくい
・試合中継・ニュースなどで多くの時間、テレビで放送して頂きたい
・多くの方々に競技や選手の魅力を伝えて頂きたい
↓
*テレビ中継を増やして、大会・選手・競技の魅力を伝えて、
多くの方々に関心を持って頂きたい
2)選手の経済面が厳しい
①金銭面の援助が少ない
・高額な専門器具が買えない
(選手に合わせてオーダーメイドで作られているから)
・経済面の負担が重いので、十分に競技ができない
(選手活動を続けることも難しくなる)
・競技以外の仕事をしないと生活が苦しい
(競技だけに専念できない)
・指導者が不足している
(待遇が悪いので人材が集まらない)
・援助を増やして頂きたい
(選手が経済的に心配せず、競技に専念できるようにして頂きたい)
・国が中心となって、金銭面などで援助して頂きたい
(民間企業にも協力して頂く)
・良い指導者に集まって頂くため、待遇を良くして頂きたい
↓
*金銭面の援助を強化して、優秀な選手が集めて育成して頂きたい
3) 選手の練習環境が厳しい
①上位に成績が残しにくい
・練習場(トレーニング施設)が少ないので十分にできない
・バリアフリーの施設が不足している
②地域(自宅の近く)に施設が少ない
(練習場まで数時間かかる場合は負担が多くなる)
・移動が大変である
(車での送迎などで家族にも負担がかかる)
・費用がかかる
(経済的な負担が大きくなる)
・練習する時間が少なくなる
・練習場のバリアフリーなど環境の整備を整えて頂きたい
・国が中心となって、環境を整えて頂きたい
(地域にも協力して頂く)
↓
*練習環境を整えて、優秀な選手が集めて育成して頂きたい
6. まとめ
平昌パラリンピック(冬季)では、日本人選手の活躍に感動
しました。選手の活躍されている姿をテレビで拝見し、自分も
頑張ろうと勇気を頂きました。
選手の活躍されている姿をテレビで拝見し、自分も頑張ろうと
勇気を頂きました。
テレビ中継をして頂いたので嬉しかったですが、
パラリンピック競技の認知度が薄いと感じました。
また、選手の経済面や練習環境などが厳しいので、国が
中心となり、民間企業・地域にも協力して頂きたいです。
金銭面の援助を強化し、環境整備を行うと優秀な選手が
集まります。その中で選手を育成し、世界で活躍されると
競技も発展すると思います。
オリンピックは大変盛り上がりましたが、パラリンピックも
一緒に盛り上がっていくべきです。この機会にパラリンピック競技の
魅力を知って頂きたいです。
回は(2020年夏季大会)東京で、(2022年冬季大会)北京で
お会いしましょう!